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〇歯石取り(スケーリング)方法
スケーリングとは・・・歯や歯根の表面から歯垢と歯石を除去すること
①全身麻酔をかける
→無麻酔の状態では、外側の見える範囲の歯石しか取れず肝心の歯周ポケットの中まで
治療が出来ません
しかも処置中に動くと危険な為、押さえつけて処置を行うことになるので負担は大きくなります
※麻酔をかける前に
→全身の検査を行い体調に合わせリスクの少ない麻酔をかけることで、痛みを与えずしっかりとした
歯科治療を行うことが出来ます
②口内の確認をする
→抜歯の有無、歯肉の状態を確認、歯周ポケットの確認をします
状態により、レントゲン検査をすることがあります
③スケーラーで歯石を取る(画像をクリックで動画が再生します)
→超音波スケーラーやハンドスケーラーを用いて歯垢歯石を除去します
超音波スケーラーは、超音波の力により歯垢歯石を除去する機械です
ハンドスケーラーは、キュレット(鋭匙型)スケーラーとシックル(鎌形)スケーラーがあります
この2種類を使い分け、歯石の除去をします
超音波スケーラーにて、1本づつ歯の外・内側、歯間についた歯垢歯石を除去します
その後、シックルスケーラーにて細かい部分の歯垢歯石を除去します
最後にキュレットスケーラーにて歯周ポケット(歯と歯肉との隙間)の中の歯石歯垢と不良組織を
除去し、凹凸のある表面を削る
④ポリッシングをする(画像をクリックで動画が再生します)
→スケーラーを行ったあとの歯面は細かく凹凸が残り、歯垢歯石が再度つきやすくなります
この作業を行い表面を滑らかにすることで、歯垢歯石の再付着を防ぎます
⑤歯周病で歯を失わないために、早めに正しい歯科処置をおこないましょう
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